「桜色の魂」長田渚左著
何と過酷な50年だったのだろう。その間、日本の友人たちは彼女を気遣い、彼女は日本への思いを心の支えにしていた。「上を向いて歩こう」を口ずさみ、満開の桜の絵を描き、日本のファンから贈られた日本刀に見入った。
不屈で潔いチャスラフスカの生き方は、どこかサムライを思わせる。
(集英社 1800円)
何と過酷な50年だったのだろう。その間、日本の友人たちは彼女を気遣い、彼女は日本への思いを心の支えにしていた。「上を向いて歩こう」を口ずさみ、満開の桜の絵を描き、日本のファンから贈られた日本刀に見入った。
不屈で潔いチャスラフスカの生き方は、どこかサムライを思わせる。
(集英社 1800円)