「太らない間食 最新の栄養学がすすめる『3食+おやつ』習慣」足立香代子著
コンビニ・スーパーで手に入る「間食」で健康になるためのノウハウをつづった一冊。著者は40年以上にわたり管理栄養士として、せんぽ東京高輪病院(現・東京高輪病院)に勤務、厚生労働大臣賞や日本栄養士会功労賞など数々の賞に輝いた臨床栄養の第一人者。これまでも多くの栄養についての著作があるが、今回は、「太る原因」と思われがちな間食もやり方次第でメリットに変わることを教えてくれる。
たとえば、間食はおやつでなく、3食で不足がちな栄養を補う軽い食事と考えて、良質なタンパク質を取ることを勧めている。また、間食は糖質を取らない、昼食の4時間後で夕食の4時間前に取るのがベストなど、具体的に教えてくれるのがうれしい。最新の栄養学に基づいた内容は、驚きの連続だ。(文響社 1280円+税)