「教養としてのフランス映画220選」中条省平著
「教養としてのフランス映画220選」中条省平著
あまたあるフランス映画のなかでも、これだけは見ておきたい作品を、芸術的なオリジナリティー、歴史的な重要性、文句なしの面白さを基準に選び紹介するシネマガイド。
映画創成期の1902年につくられたSFファンタジーの元祖「月世界旅行」(ジョルジュ・メリエス監督・脚本)にはじまり、映画界にヌーベルバーグ(新しい波)という名の革命をもたらした「勝手にしやがれ」(1959年)などジャン=リュック・ゴダールの一連の作品、そして2021年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作のSFホラー「TITANE/チタン」(ジュリア・デュクルノー監督・脚本)などの話題の新作まで。
220本でフランス映画の本質と歴史を伝える。
(祥伝社 1320円)