「検察特捜 レディライオン」中嶋博行著

公開日: 更新日:

「検察特捜 レディライオン」中嶋博行著

 ハロウィーンで賑わう横浜で、本牧埠頭(ふとう)H突堤のプレハブの建物に厚生局麻薬取締部のGメンらが突入した。

「麻薬取締部だ! 壁際に下がれ!」

 だが、背後からゴムの仮面を着けた3人がUZI短機関銃で襲撃、Gメンらは無残な死体となる。

 東京地検特捜部の副部長、新堂幸治はこの事件の捜査のため国家安全保障局(NSS)に派遣されることになり、特捜部の検事、岩崎紀美子を補佐役に選ぶ。岩崎は幼稚園児の美沙を育てながら仕事をしているシングルマザーだ。だが、麻薬ルート撲滅のため岩崎が動きだすと、美沙の通う等々力幼稚園を狙う者が現れる。

 女性検事が活躍する「検察捜査」シリーズの最新作。

(講談社 2090円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議