「人生は80歳からがおもしろい」吉川幸枝著
「人生は80歳からがおもしろい」吉川幸枝著
年を取ると食が細くなり好きなものばかり食べたり、空腹を感じないからと食事を抜いたりする。空腹とは「体が赤字になる」ことなので、筋力を落とさないためにできるだけ食べるようにすることが必要である。著者は外出時に梅干しや海苔を携帯し小腹がすくと食べるようにしている。どの家庭にも親から受け継いだ料理や梅干しなどがあるが、梅干しと海苔、黒豆、だし汁は体の軸になる食べものである。
食事だけでなく、人が少ない早朝などに外出するときは「バカヤロー」などと叫びながら歩く「大声ウオーキング」をするなど、ストレス解消法も紹介。
88歳で現役社長の著者が、人生を楽しむコツを伝授する。
(アスコム 1540円)