「演歌界のCM女王」川野夏美の“実力”
「CM女王」というと、上戸彩とか井川遥など女優の名前を思い浮かべる人が多いだろう。ところが、実は演歌界にも「CM女王」が存在した。98年、「あばれ海峡」でデビューした川野夏美(33)だ。これまで湯上がり爽快「バブ」や「大正漢方胃腸薬」や虫さされ「キンカン」、揖保乃糸などのCMソングを歌っている。
業界内でも知る人ぞ知る存在だったが、デビュー以来、全国100カ所以上のキャンペーンで過去のCMソングの一節を披露してきたことが徐々に話題となり、所属事務所やレコード会社に「あの曲はリリースできないか」などの問い合わせが殺到しているという。もし実現すれば「いいちこ」のCMソング「また君に恋してる」を復活させた「坂本冬美の再来」となる可能性がある。
ちなみに、昨年11月リリースした川野の新曲「悲別~かなしべつ~」は初登場でオリコン1位となり、現在も上位をキープしている。「演歌界のCM女王」の実力を味わいたい、応援したいむきは「悲別」を聴いてみるのも一興だろう。