ライブに孫連れの男性客も 矢沢永吉“国民的人気”の裏側
若者の間で矢沢永吉(66)の人気が上がっている。
理由のひとつは、長年の永ちゃんファンが、それなりの立場(部長とか取締役とか)になっていてもライブに通い続けていること。彼らに誘われた部下の若者なども一斉にタオルを頭上に投げて盛り上がる。永ちゃんのノリノリのパフォーマンスも受けているし、アメ車やハーレーが駐車場に止まるお祭り感覚にハマり、ファンになっている人も多いのだ。
「好きなことやった人生のほうが絶対おもしろい。やっちゃえ!」と言う車のCMの影響もある。そんなことを大人に言われたことない若者には強烈なメッセージと捉えられている(実際、ツイッターなどには「永ちゃんが“好きなことやっちゃえ”って言うから○○始めます」とか冗談交じりの投稿も目立つ)。
その永ちゃんが久しぶりにテレビに登場したのが、先週末放送の「SONGS」(NHK)。歌は2曲ほどで、時間はトークに費やされた。
「2番、嫌いだもん。絶対1番じゃなきゃ」「怖いとかドキドキとかオーマイガッとか、それがなくなったらおしまいジャン」「おもしろがっちゃえばいい。やっちゃおう」と矢沢節を炸裂。