今すぐ始められる 肥満にならない13の生活習慣
■(9)お腹がすかない限り食べ物を口にしない
前項とも通じるが、食べるタイミングのポイントになるのが「空腹」だ。
「それほど空腹でもないのに何となく食べると、余剰なエネルギーが積み重なってしまう。小腹がすいた程度ではなく、空腹をしっかり感じてから食べる。〈食べる→エネルギーを使い切る→空腹を感じる→食べる〉というリズムを身につけてください」(精神科医・奥田弘美氏)
■(10)腹巻きをする
「お腹が温まり、食べたものの脂肪燃焼が高まります。僕もダイエット中は、ずっと腹巻きをします」(宮岸氏)
■(11)空腹で眠れない時は、大さじ1杯程度のご飯
「口の中でドロドロの液状になるまで噛むと満腹ホルモンと呼ばれる『レプチン』が増え、空腹感を減らすことができます」(作業療法士・菅原洋平氏)
■(12)アルコールは飲みたいものを
「アルコールは心の栄養でストレス解消に役立ちます。本当はビールを飲みたいけど、カロリーや糖質を気にして発泡酒などを飲むのはやめましょう。代替品では心の栄養になりませんし、体に必要な栄養も含まれませんから飲む意味がないでしょう。重要なのは、本当に飲みたいと思っているのか、何が心の栄養になるのかを考え、種類を選ぶことです」(伊達氏)