600万人が悩む びりびりジンジンは「神経障害性疼痛」だ
神経に働きかける鎮痛薬を主に処方していきますが、ヨガや太極拳、ピラティスといった体幹トレーニングによる運動療法も有効です。家族など信頼できる人に痛い部分に触れてもらう“タッチ療法”も、神経に働きかけ、緩和していく場合があります」
40代を過ぎると徐々に増えてくる。ストレスの影響もあるそうだ。
「ですので、ストレスをためない、ためたらすぐ発散することが大事。何でもプラス思考で自己否定しない。軽い運動やカラオケなどで大声を出す。映画を見る時は、大笑いできるコメディーやスカッと爽快な気分になれるアクションをおすすめします」
【神経障害性疼痛セルフチェック】
◇痛みが長期間続く
◇強い針で刺したような痛みを感じる
◇電気が走るような痛みを感じる
◇感覚が鈍くなる、またはなくなる
◇普段は何でもない程度の刺激に、強い痛みを感じる
◇しびれ感を伴う痛みを感じる
◇発作のように強い痛みが、短い間隔で襲ってくる
◇少しの痛みが、とてもひどい痛みに感じる