肉体と神経くたびれ…肩凝りが全身痛「頚肩腕症候群」を招く

公開日: 更新日:

「私は、首や肩、腕などを軽く押したり、叩いて診ます。それで凝り・痛みを訴えれば、筋肉が緊張しているということ。緊張の程度は時間によって変化しますが、圧痛点(押して痛みのある場所)は一度できてしまうと変わりません。圧痛点が広がっているほど重症です」

 予防・治療の基本は仕事量・密度の調整と十分な睡眠・休養。休日はゆっくり休み、パソコン作業は60分したら15分休む。集中的入力作業は5時間までにする。症状によっては、消炎鎮痛剤や筋弛緩薬、抗うつ薬や抗不安薬、漢方薬などを用いることもある。

「対策は早ければ早いほどいい。重症化したために、休業期間が5年、10年という患者さんもいるのです」

 凝りを甘く見てはいけないのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード