要介護1が半年で要支援2に 「筋出力リハビリ」の劇的効果

公開日: 更新日:

「筋出力プログラムの3本柱は、バランス、下肢(脚部)・体幹、持久力です。歩くにはバランスが必要ですし、体幹が衰えると姿勢よく座っていることができません。また、大きく足を踏み出すためには、脚部の筋出力が重要です。このうち1つでもダメになると、徐々に寝たきりになっていくんですね。指導しているリハビリは自宅でもできるものばかりです」(「健寿」代表者・谷垣隆氏)

 健常者であるうちからやっておきたい筋出力アップ法はこうだ。

【バランス筋出力アップ】=写真①

 一本線の上を歩くイメージで、片方の足の爪先と、反対側の足のかかとをつけるようにして進んでいく。壁に手をついてOK。「前後の体重移動の練習で、かかと重心から爪先重心に改善します」(谷垣氏)

【体幹筋出力アップ】=写真②

 床にあおむけに寝転び、両足を立てて腰を浮かして5秒間キープ。

「できるようになったら、片足を上げてみてください」

【持久力アップ】=写真③

 15~20センチくらいの高さのステップ台を上り下りする。右足から上る、左足から上るを各2分半。

 70歳を過ぎたら始めよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動