“ホリデーファット”が影響 NYのスポーツジムは1月大混雑
1月から2月にかけて、ニューヨークで最も混雑する場所のひとつが「スポーツジム」です。
トレッドミル(ランニングマシン)を待つ行列や、肘と肘がぶつかりながら自転車をこぐ風景は、この時期の風物詩となっています。その理由はもちろん「ホリデーファット」を落とすため。
アメリカ人も日本人と同様に「新年の目標」を立てますが、毎年そのトップ5に必ず入ってくるのが「今年こそやせたい」。6割が太りすぎといわれるアメリカ人ならではの目標ですが、この時期、それに追い打ちをかけるのが「ホリデーファット」なのです。
アメリカは11月下旬の感謝祭から年が明けるまで「ホリデーシーズン」が1カ月以上続き、その間、飲み食いするチャンスが多くなります。特に感謝祭やクリスマスのディナーは1食で3000キロカロリー以上。また、連日のパーティーでエクササイズの機会も減り、寒さで運動不足になります。その結果、この時期にアメリカ人は平均2.5キロ以上も体重が増加。つまり「ホリデーファット」がついてしまうのです。