4割は体質や体調が原因 「口臭」は健康のバロメーター

公開日: 更新日:

(3)スルメのような臭い
 体が乾燥しており、ドライアイ、ドライマウス、便秘、夜中に足がつるといった症状が起こりやすい。また、味が濃くないと満足できないので、生活習慣病にかかりやすい。

(4)血なまぐさいレバー臭
 血液がドロドロになっており、脳卒中、男性不妊、エコノミー症候群を引き起こすリスクがある。

(5)濡れ雑巾のような臭い
 体がむくんでいる証拠で、腎臓機能に問題あり。疲れが取れづらく、下痢などもしやすい。放っておくと重篤な腎臓疾患を引き起こす可能性も。

 他にも、糖尿病患者は「甘酸っぱい臭い」がするといい、中期から末期になって初めて出てくる。また、無理なダイエットをしている時などには、体の中の脂肪が栄養を補うために血液中に溶け出して脂肪酸になるので、「てんぷら油のような臭い」が口から漂うという。もちろん体にはよくない。

 まさに、口臭は「健康のバロメーター」だが、問題は「自分では気づきにくいこと」だと中城院長は注意を促す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」