小林麻央“深刻がん”は人ごとではない 妻の病気こう見抜く

公開日: 更新日:

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(33)の乳がんを知り、「女房が大病したらどうしよう」と不安を覚えた人もいるだろう。

 妻が会社員の場合は職場で定期健診を受ける機会があるが、専業主婦やパート労働の主婦には健診を受けない人が多い。東京都の場合、子宮がん検診の受診率は39.8%、乳がん検診は39%と、女性の4割しか受けていないのだ。妻に元気でいてもらうには健康を気づかうよう、夫がアドバイスしなければならない。

「がんは症状が出たらかなり進んでいる証拠。すぐに医師の診断を受けさせるべきです」とは医学博士の左門新氏だ。

「乳がんについては『自己検診』といって、女性が鏡で乳房を見て左右の形に違いがないか、くぼみで輪郭が歪んでいないかチェックすることが推奨されています。便が細くなるのは直腸がん、空腹時に胃が痛くなるのは胃潰瘍を疑ってください。一日に5回以上トイレに行き、便に白い粘液と血が混じっていたら潰瘍性大腸炎のおそれがあります」

 顔がむくむのは慢性腎炎、足がむくむのは心臓の機能障害、胸から肩、奥歯にかけて痛みを感じるのは心筋梗塞の前兆の可能性がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…