著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

東海圏の人工 岐阜県はこの先10年で人口の1割を失う

公開日: 更新日:

 人口が増えるのは長久手市、日進市、みよし市など名古屋市の東側に隣接するエリアです。名古屋市内では緑区、守山区などで人口が増える予想になっています。

 その他の区も安定した数字を示しており、名古屋市全体では98.2%となっています。リニア新幹線(2027年開業予定)の効果で、名古屋駅周辺の再開発が急速に進んでいるため、人口増に転じるかもしれません。

 岐阜県では、岐阜市から大垣市までの東海道線沿線が比較的安定しています。このエリアも、リニア効果などで人口が増える可能性があります。とくに岐阜市は名古屋駅までJRで20分という好条件に恵まれているため、最近では複数の高層マンションを含む駅前の再開発計画が浮上しているようです。

 三重県は鈴鹿市、亀山市以北で、人口が維持される見込みです。やはりリニア効果により、名古屋に近い桑名市や四日市市の人口が好転する可能性も残されています。リニアは東海圏の救世主になるかもしれません。

【連載】大都市圏なんでも健康ランキング

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動