乳酸菌を活用 世界初の経口薬によるHPV標的免疫療法を開発

公開日: 更新日:

 前がん病変の患者(17人)を対象に1日1回、20日間服用する臨床研究が行われている。その結果では、最も適量の1グラムを服用した10人中8人が手術を回避できるまでに改善。

 うち3人は20日間の服用だけで前がん病変が完治したという。

免疫療法の有効性には個人差があるでしょう。治験を進めるとともに、今後はどういう人に効果が高いのか予測するコンパニオン診断の方法も考えたいと思います」

▽千葉県出身。1993年東北大学医学部卒。東京大学医学部産婦人科など勤務後、2003年米ハーバード大学留学。11年東京大学医学部産婦人科講師、13年同准教授。16年9月から現職。〈所属学会〉日本産婦人科学会専門医・指導医、日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した