内山信二さんに“余命5年宣告” 大腸のポリープとがんを知る
過形成ポリープは、ピロリ菌に感染していて、萎縮性胃炎を伴います。直径2センチ以上は、がん化のリスクを減らすため切除の対象ですが、過形成ポリープを防ぐためにもピロリ菌の除菌は効果的といえます。
胃底腺ポリープは、ピロリ菌の感染はなく、萎縮性胃炎も伴わず、がん化の恐れもほとんどありません。ですから処置は不要です。胸やけの原因の胃食道逆流症の人は、プロトンポンプ阻害薬を処方されます。その薬を飲んでいると、胃底腺ポリープになることがありますが、がん化の心配はまずありません。