肌<上>専門医が教えるマスクの肌トラブル回避法

公開日: 更新日:

 そして化粧水も保護剤も実際に使用してみて、しみたりヒリヒリしたりする刺激がない商品を選ぶこと。商品にはさまざまな“うるおい成分”が含まれたものがあるが、豊田院長が勧めるのは角質細胞をつなぎ合わせている保湿物質である「セラミド」含有のものだ。

 では、マスクを着けてすでに口の周りに湿疹などができてしまっていたら、どんな保湿の仕方をすればいいのか。

「赤み、かゆみ、かぶれなどが生じた場合には、まずは皮膚科医に相談してみてください。市販薬が合っていないと、かえって悪化させてしまうことがあるからです。薬剤を使うときの保湿の仕方は、まず化粧水を塗って肌にうるおいを与えた上で薬剤を塗ります。その上から乳液やクリームなどの保護剤を塗るという順番です」

 外出中、多くの人が利用する飲食店や公共施設などを出入りする際には必ず手のアルコール消毒をするので手の肌荒れも新型コロナがもたらす弊害だ。手の場合は1日に何度も手洗いをするので、いちいち化粧水を塗っても追いつかない。手が荒れるようなら保湿力の高いハンドクリームを1日3~4回、手洗いの後に塗るといいという。また、紫外線対策で日焼け止めを使う場合にはどうすればいいのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動