自由診療のPCR検査は2万~4万超が相場…精度に差はある?

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判断する「PCR検査」。日本では、5月ごろまで症状があっても検査を受けられない人が続出していたが、現在は1日最大5万6000件の検査能力があるとされている。

 3月6日から保険適用され、医師の判断によって保健所を通さずに検査できるようになった。しかし、公費で行う「行政検査」の対象となるのは、発熱など疑わしい症状があり医師が必要だと認めた人、感染が確認された人の濃厚接触者、特定の地域や集団でクラスターの連鎖が生じやすいと保健所から判断された場合が原則で、いまだにハードルは高い。

 そのため、「ひょっとしたら感染しているかもしれないから念のため検査を受けてみたい」「高齢の両親と一緒に暮らしているから感染の有無を確認したい」といった人に向け、自由診療でPCR検査が受けられる医療機関が増えている。日本渡航医学会が公表している「ビジネス渡航者へのPCR検査の検体採取および検査証明の発行が可能な医療機関」では、全国で139の施設が登録されている。

 公費による行政検査では1回にかかる費用は1万8000円で、自己負担分は医療機関の初診料などで2000円程度で済む。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    パワハラ騒動で楽天退団 安楽智大の去就どうなる? 兄貴分・田中将大の自由契約で話題沸騰中

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り

  1. 6

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 7

    巨人が“大山資金”で怒濤の上積み…FA石川柊太争奪戦で5球団「3年6億円」横一線の均衡破る

  3. 8

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  4. 9

    フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で注目された50代男性の裏話と結婚できる中高年の境界線 

  5. 10

    石破政権を直撃!岩屋毅外相につきまとう「100万円」疑惑…米国発カジノ汚職で再燃