行為の最中はまれ 「腹上死」は数時間後にやってくる

公開日: 更新日:

「凡そ男子、作し過ぐること太だ多く、精気耗尽して、婦人の身上に於いて脱死する者は、真偽、察せざる可からず。真なれば則ち陽、衰えず。偽なる者は則ち痰ゆ」(およそ男子が性交をしすぎることが甚だ多く、精気が消耗し尽し、女子の体の上で虚脱して死んだとされる場合は、真偽を見分けなければなりません。真実であれば陽物はしぽんでおらず、偽りであれば陽物は萎えています)

 セックスの最中に腹上死すると遺体が“半立ち”状態になる、というのは驚きだ。医師は「死ぬと神経系の緊張は解けるのでペニスは必然的に萎縮するのでこの表現は間違い」というが、本当ならちょっと格好が悪い。

 そもそもセックスはどの程度の肉体的負担があるのか?

 ある大学病院から心筋梗塞で退院した患者にホルダー心電図をつけてもらいモニターしたところ、偶然セックス中の記録を得られた10例がある。

 それによると、セックス前は平均80.1/分だった心拍数がセックス最中は平均116/分に達したという。なかにはセックス時の心拍数が日常生活において最も高かったという例もあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」