行為の最中はまれ 「腹上死」は数時間後にやってくる
「凡そ男子、作し過ぐること太だ多く、精気耗尽して、婦人の身上に於いて脱死する者は、真偽、察せざる可からず。真なれば則ち陽、衰えず。偽なる者は則ち痰ゆ」(およそ男子が性交をしすぎることが甚だ多く、精気が消耗し尽し、女子の体の上で虚脱して死んだとされる場合は、真偽を見分けなければなりません。真実であれば陽物はしぽんでおらず、偽りであれば陽物は萎えています)
セックスの最中に腹上死すると遺体が“半立ち”状態になる、というのは驚きだ。医師は「死ぬと神経系の緊張は解けるのでペニスは必然的に萎縮するのでこの表現は間違い」というが、本当ならちょっと格好が悪い。
そもそもセックスはどの程度の肉体的負担があるのか?
ある大学病院から心筋梗塞で退院した患者にホルダー心電図をつけてもらいモニターしたところ、偶然セックス中の記録を得られた10例がある。
それによると、セックス前は平均80.1/分だった心拍数がセックス最中は平均116/分に達したという。なかにはセックス時の心拍数が日常生活において最も高かったという例もあった。