コロナ禍の"寝正月”睡眠リズムを崩さず早く取り戻す3つのコツ

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■朝食でリズムのズレを調整

 また、良質な睡眠を取るためには、自律神経の日内リズムとバランスを整えることが欠かせない。昼間は活動時に活発になる交感神経を優位にして、夜にはリラックス時に活発になる副交感神経を優位にする必要がある。日の光は、自律神経の日内リズムをつくったり、調整するための基準になっている。目覚めたらまず日の光を浴びる習慣を身に付けておきたい。

 起床したら朝食を取ることも睡眠リズムの調整にとって大切だ。

 われわれは、食事と食事の間=絶食している時間が最も長かった後の食事をきっかけに生体リズムをスタートさせる仕組みが備わっている。ほとんどの場合、夕食と朝食の間が最も長い絶食時間だから、朝食を取った時点から自然と活動的になっていく。朝食で生体リズムのずれを調整しているのだ。

「朝食は自律神経を目覚めさせる重要なスイッチです。朝にしっかりスイッチを入れることで、その日一日の生体リズムがうまくつくられ、睡眠リズムも整ってきます。起床してから1時間以内に取るのが理想的です」

 睡眠リズムを整えてすっきりした休み明けを迎えたい。

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