コロナワクチン接種の健康被害は頻度が高く症状も重いのか
先ほどのCDCの報告では2・79%に健康被害が表れているから、今回の新型コロナワクチンは“寝込んでしまう”ほどの副反応が起こる確率は高いといえる。
また、CDCはワクチン接種によってアナフィラキシーを起こしたケースも報告している。アレルギー反応の中でも特に重篤な症状を引き起こすのがアナフィラキシーで、抗原が体内に入ることで複数の臓器や全身に症状が表れ、命に危険が生じる場合もある。
昨年12月14~23日にワクチンを接種した約189万人のうち21人にアナフィラキシーが見られ、100万人あたり11・1人に起こった計算になる。従来のインフルエンザワクチンでは100万人あたり1・3人だから、やはり頻度が高い。
「新型コロナウイルス感染症は、そもそも大多数の人は軽症で治癒する病気といえます。自分の状態や環境をしっかり見直して、ワクチン接種が本当に必要なものかどうかを考えるべきでしょう」(本間氏)
ワクチン接種のリスクとベネフィットを冷静に判断したい。