コロナワクチン接種の健康被害は頻度が高く症状も重いのか
健康に問題がない人でも、ワクチン接種による健康リスクがゼロというわけではない。
米疾病対策センター(CDC)の報告では、ファイザーのワクチン接種が始まった2020年12月14日から18日までの5日間で、11万2807人のうち3150人(2・79%)に健康被害があったという。
詳細はわかっていないが、健康被害に該当するのは、「普通の日常生活が送れない」「仕事ができない」「医師または専門家によるケアが必要」といった状態とされている。
「健康被害が表れた人の年齢や基礎疾患の有無もはっきりしていませんが、少なくとも接種開始から数日間で、日常生活や仕事ができないくらいの健康被害が数千人規模で発生したということです。この数字は、従来のインフルエンザワクチンによる副反応よりもはるかに多く、症状が重いケースも多いという印象を受けます」(本間氏)
■インフルエンザワクチンと比較すると…
医薬品医療機器総合機構の「インフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告について」によると、2019年シーズン(2019年10月1日~20年4月30日)の推定接種者数は5649万6152人で、そのうち278人(0・00049%)に副反応が表れ、93人(0・00016%)が重篤、5人(0・0000089%)が死亡したと医療機関から報告されている。