接種が多い地域で新規感染者増 ワクチンで何が起きている?
なお、2回目の接種後に体調不良などで欠勤した人は6%いたという。
「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」によると、4月21日までの約2カ月の間に接種後20日以内に亡くなった人が健康な20代女性を含め10人いたという。
61歳女性は接種3日後にくも膜下出血、26歳女性は脳出血とくも膜下出血で、C型肝炎などの持病を抱える72歳女性は接種3日後の夜に脳出血で倒れてその2日後に亡くなった。抗血栓薬を飲んでいた62歳男性は接種翌日の朝風呂で溺死した。65歳男性は接種から19日目に急性心不全で、69歳女性は接種から9日後に脳出血、51歳男性は接種後14日目の就寝中に心室細動で、花粉症の37歳男性は接種3日後の朝に心肺停止状態で亡くなった。他に血液透析中の73歳男性が敗血症、102歳の女性が誤嚥性肺炎で亡くなっている。
いずれの場合も専門家の評価は「情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの」とされている。