長引くマスク生活で頭痛が悪化…専門医が教える3つの改善策

公開日: 更新日:

【人のいない場所で、マスクを外して深呼吸】

 二酸化炭素の血中濃度を深呼吸で下げる。

【アメなどブドウ糖を含む食品を少量取る】

 拡張した血管がブドウ糖で収縮する。チョコレートもブドウ糖を含むが、チョコレートの成分であるチラミンが片頭痛を引き起こす可能性があるのでNG。

【マスクを浴室に一晩つるす】

 マスクが湿気を吸い、吸った息が湿り気を帯びるので、口腔内に分布する三叉神経への刺激が弱まる。

■治療が正しく行われているか

 これらと並行して、片頭痛の治療が正しく行われているかも重要だ。片頭痛をひと月に何度も繰り返している人は、頭痛専門医を受診すべき。市販薬の乱用は、薬剤の使用過多による薬物乱用頭痛を引き起こすからだ。

「加えて、片頭痛を長期間抱えていると、神経の炎症が長期間続くことを意味し、脳がちょっとした刺激でも興奮しやすくなる。すると頭の中で雑音が鳴り響くような耳鳴り、立っていられないようなめまい、頭重感、不眠といった深刻な症状が出てくるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」