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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

アジ・くるみ・ピーナツを組み合わせ「脳」をパワーアップ

公開日: 更新日:

 さらに恐ろしいことに、気が滞った状態が続くとボケるスピードも加速しがち。気の巡りをよくすることも心掛けることが大切です。

 おすすめは、青じそ、三つ葉、パクチー、セロリなどの「香り野菜」。すっきりした香り成分が気の流れをよくして、ストレスを解消してくれます。脳活のためにしっかり摂取を。

 また、脳を滋養しているのが「血」。企画書の作成が続くなど脳を酷使すると、血が消耗されるために脳疲労がひどくなりがちです。よって、血をしっかり補うことも重要なポイント。これを怠ると、脳力がダウンするばかりか物忘れが激しくなり、またまたボケが早まりやすくなってしまいます。そのうえ、血が不足すると「毛が抜ける」というダブルパンチ! 特に普段から頭をフル稼働させている人は要注意です。

 血を補うにはピーナツやレーズンを。黒砂糖も脳に血を送り届ける働きがあります。コーヒーや紅茶に甘味をつけるなら黒砂糖を使いましょう。頭が疲れ切った午後のティータイムにおすすめです。 (水曜掲載)


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