東京五輪 デルタ株の流行地域からの選手の対応は万全なのか
すでに、外部との接触を遮断する「バブル方式」は機能していない。米女子体操チームは選手村を“脱出”し、ホテル宿泊を決めた。銀座や六本木の飲食店では外国人の姿が増え、空港では一般旅行客との接触や、警備の目をかいくぐったファンが選手にサインを求めるなど、問題が報じられている。
【Q】開催期間中、我々国民がやるべき対策は?
【A】「できる限り外出を自粛し、外部との接触を減らすこと。密になった場所で飲食しながら観戦したりせず、選手が見たくても空港などには行かず、とにかくテレビで我慢してほしい。そしてワクチン接種の機会があれば、特に首都圏近郊の方は夏休み中に受けてほしいです。会期中に変異株が蔓延しますから、2回目の接種(2週間後には効果が出る)を早く済ませるほど、予防やかかった場合の重症化リスクを減らせます」
感染対策もこれからが本番だ。