コロナ禍でのがん治療の遅れを回避するため医師に聞くべきこと
コロナによる死者数は昨年1年で3500人ほどですが、1年間にがんと診断される人は100万人を超え、死亡は約38万人。がんの死亡数は、コロナの死者数の100倍以上です。
コロナによる死亡は80歳以上が63%ですが、働く人の死因は半数ががん。病死に限ると、9割ががんです。コロナ対策をしつつも、現役世代の命を守る上で、がん対策は絶対に欠かせません。
その状況で、入院や手術の延期を提案されたらどうするか。主治医に「私の病状は、コロナ前でも治療を先送りしましたか?」「治療が遅れると、死亡率が上がりますか?」と併せて聞いて、「上がります。しかし、コロナ対応で延期せざるを得ません」という答えなら、セカンドオピニオンを受けるか、病院を変更する選択も大いにアリだと思います。