筋トレ前後のあんこはパフォーマンスを高める効果が期待できる
前回に続いての「あんこ話」で恐縮だが、「体を鍛えている人」からよく聞くのが、「あんこをよく食べています」。
腕や脚の付け根を専用ベルトで加圧し、血液量を適切に制限した状態で行う、加圧トレーニングがある。プロのスポーツ選手も通う某加圧トレーニングジムを取材した際、筋肉ムキムキのトレーナーが食べていたのが大福餅。大福餅やおはぎなどを持参し、筋トレ前後によく食べるのだとか。
記者が通うスポーツジムでも、お腹が割れているスレンダーマッチョ女子がレッスンの合間に、ようかんなどを食べている光景をしばしば目にする。
また、知人のパーソナルトレーナーは好物があんこ。あんこ系の菓子に目がなく、自身が運営するジムに常備している。
体を鍛えているのに、あんこを食べていいの?
実はいいのです! むしろ、積極的に取り入れるべき!
なぜなら、筋トレのパフォーマンスを高められるから。筋トレのパフォーマンスを高めるには、筋トレ前に筋肉に十分なグリコーゲン(筋肉のエネルギー源)を補給しておかなければならない。そのためには糖質を摂取せねばならず、脂質が少なく糖質が多いあんこ主体の和菓子がベターなのだ。コンビニでも買え、ぱぱっと食べられる手軽さもいい。