マスクが感染リスクをアップさせている可能性はないのか

公開日: 更新日:

「欧米ではマスクをしている人が減っているのに対して、日本はマスク着用がマナーとなっている。それが日本と欧米の新型コロナ陽性者数の違いになっているのではないでしょうか」

 空気中を漂うエアロゾルもいつか落下する。その場所をべたべた触れた手でマスクの表面を触ったりすれば、感染リスクは高まる。

「結局、現在の感染急拡大の大きな要因は、自分でやるべき感染予防行為を一つ一つ確認して実行していないから。飛沫を浴びたかもしれない料理を食べない、飛沫やエアロゾルが落下した場所はむやみやたらに触らないことです」

 クーラーをかけた室内でも窓を開けるのは当然。

「空気の流れをつくるには窓開けだけでは不十分。私は簡易扇風機を持ち歩き、私の周りの空気の流れをつくっています」

 新型コロナの新規陽性者を抑制するには、いま一度、感染予防の基本に立ち戻ることが大切である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された