コロナワクチンで健康被害が生じたら…どう申請すればいいのか

公開日: 更新日:

 必要な書類の種類は申請内容や状況によって変わるが、①の場合は請求書、受診証明書、領収書等、接種済み証又は母子健康手帳、診療録等。②は請求書、診断書、接種済み証または母子手帳、診療録等、住民票等、戸籍謄本等。③は請求書、診断書、接種済み証または母子手帳、診療録等。④は請求書、死亡診断書等、接種済み証または母子手帳、診療録等、住民票等、戸籍謄本等。⑤は、④の住民票等の代わりに埋葬許可証等とした同じ書類が必要となる。同時請求の場合は重複する書類は省略可能。請求書、受診証明書、診断書以外はすべて写しで構わない。

「ただし、接種後4時間以内に発症したアナフィラキシーなどの即時型アレルギー反応で接種日を含む7日以内に治癒、終診したケースについては、簡易的な書式での申請が可能になっています」(東京都の担当者)

■給付額はどれくらい?

 では、新型コロナワクチンによる健康被害の給付額は、具体的にどの程度なのか。

医療費は自己負担額と入院時食事療養費標準負担額などです。医療手当は1カ月の間に通院3日未満で月額3万4900円、通院3日以上で同3万6900円、入院8日未満で同3万4900円、入院8日以上で同3万6900円の、入院と通院がある場合は同3万6900円と規定されています」(前出の厚労省関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…