歌手の浜中よし子さんは帯状疱疹をきっかけに女優業を離れ…

公開日: 更新日:

■3人目の子供を流産…当時は今より出産は命がけ

 これは病気とはいえないですけれど、そのあと結婚して、30代で流産を経験しています。当時、30歳での結婚はかなり遅めで、なるべく早く子供が欲しかったので焦ったんですね。

 30歳、33歳、35歳で出産をしました。しっかり回復できてなかったんでしょうね。3人目が流産でした。

 分娩台に乗ってからお腹の中で破水していることがわかり、「早く切って赤ちゃんを出して!」と叫んだのですが、書類にサインが必要だとかなんとかで、夫が来るのを待ったりして、結局、赤ちゃんは窒息死していました。お腹の中は血だらけで、そのときに子宮も全摘出となりました。

 当時のことなので、出産は今よりもっと命がけ。赤ちゃんが助かって私が死んでいたかもしれないケースでした。看護師さんに「赤ちゃんに助けられましたね」と慰められたことは忘れられません。

 思えば、私は双子で生まれて、1歳になるまでに2度死にかけたと養母から聞いたことがあります。当時は双子はどちらかが弱いのが普通だといわれていて、私は“弱い子”の方だったのでしょう。医者から「そろそろ危ない」と告げられ、親戚が集まる騒ぎが2度あったそうです……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「転職者は急増」なのに「人材派遣会社は倒産」が増えているワケ

  2. 2

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  3. 3

    驚きの品揃え! ダイソーでほぼすべて揃う「防災グッズ」の実力は?

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  1. 6

    長嶋一茂はこんなにも身だしなみを意識している? VIOはもちろんアンチエイジングも

  2. 7

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  3. 8

    大関・大の里3度目優勝で期待される「大豊」時代の幕開け…八角理事長も横綱昇進に期待隠さず

  4. 9

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 10

    国民民主党はやっぱり与党補完勢力だった! 企業・団体献金「存続」で自民党に塩を送る罪深さ