梅毒が疑われる場合の対処法 日本一の性感染症治療医が教える
パンツを脱ぐのが嫌ならまずは検査だけを受ければいい。検査は血液検査で性感染症専門医が在籍している医療機関がおすすめだが、男性なら泌尿器科、女性なら婦人科などで受けられる。皮膚症状があるなら皮膚科でも検査してくれる。民間医療機関での検査は自由診療扱いで検査料は医療機関により異なる。プライベートケアクリニック東京では税込で4400円~だという。
「検査は性的交渉を行って6週間経ってから行いましょう。梅毒に感染すると梅毒トレポネーマと呼ばれる病原菌に対して特異的な抗体がつくられます。その特異的な抗体を検出するのに4~6週間程度必要だからです。ただし、自覚症状があった場合はすぐに受診しましょう」(尾上院長)
梅毒感染を曖昧にしたまま、周囲の人にうつしてしまえば、人間関係までも破綻しかねない。気になる人はまずは検査して、早期発見早期治療に努めることだ。