健診結果に出てくる数字は「全ヘモグロビンに対する糖化ヘモグロビンの割合(パーセンテージ)」です。HbA1cが5.2であれば、全ヘモグロビンの5.2%が糖化していることになります。
日本糖尿病学会のガイドラインでは、正常範囲は4.6~6.2となっています。ただし6.0~6.4だと「糖尿病の可能性が否定できない」とも書かれています。また6.5以上になると「糖尿病が強く疑われる」となります。
なおHbA1cは、1日や2日の食事ではほとんど変化しないため、健診の前日に食事を節制してもムダな抵抗です。いい結果を得るためには、せめて1カ月前から頑張るべきでしょう。