アフターコロナで目立つ麻疹・結核・インフルエンザ…どう考えればいいのか

公開日: 更新日:

「むしろ、気になるのはインフルエンザです」

 IDWR23年第18週のインフルエンザは8316件で定点当たりの患者数は1.7人。これは19年(4703人、1.02人)や18年(3009件、0.61人)に比べて多い。

「本来なら冬場の集団感染の結果、集団免疫を獲得して収束に向かう季節にもかかわらず、明らかに増加傾向にあります。宮崎や大分のケースでは体育祭関連行事での交流が感染拡大の原因とされています。これはインフルエンザの抗体価が例年に比べて低いからでしょう。若い人だからこそ軽症で済んでいますが、糖尿病などの持病がある中高年齢者は重症化する可能性もあります」

■空気が滞留する場所に滞在しない

 では、これらの病気予防対策はどうしたらいいのか? 一般的には結核の対策は普段から十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動で抵抗力をつけることが重要だとされる。感染力が強く手洗いやマスクのみでの予防はできない麻疹は唯一、麻疹ワクチンが有効だといわれている。インフルエンザについてもマスクや手洗いに加えワクチンが強調されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」