帰省&旅行では高速バスや新幹線の「座席の位置」に注意
窓際に座った場合、気をつけるのは景色だけではありません。新幹線同士がすれ違う際に、一瞬気圧が変わりますよね。あの瞬間、耳が詰まったような感覚になる人もいらっしゃるかもしれません。あの一瞬の気圧の変化で頭痛が起きてしまう人も少なからずいるようです。景色と圧力差を避けるためにも、通路側の席を取るようにしましょう。
ここで「気圧の変化が大きそうな飛行機はどうなるんだろう?」と疑問を持った方もいらっしゃるはず。その疑問は正解です。
片頭痛持ちの方が飛行機に乗る際は「頭痛が起きるかもしれない」と思うようにして、あらかじめ準備するようにしていただきたい。航空機内は気圧が少し低くなります。そうなると脳の血管が広がりやすくなるため、片頭痛が起きやすくなってしまうんですね。飛行機に乗る際には、念のため酔い止めを服用しておくといいですよ。
また、機内ではアメをなめたり甘い物を食べるようにする。そうすると血糖値が上がり、脳の血管を広がりにくくしてくれます。また、年末年始は飲酒の機会も増えがち。ただ、片頭痛持ちの人は、とくに飛行機に乗る際はお酒を控えていただきたい。気圧の変化に加え、飲酒でさらに血管が広がり機内で頭痛を誘発する確率が非常に高くなる。吐き気を伴うこともあります。
飛行機だけではなく、船に乗る際も同じです。気をつけましょう。