スキー場だけじゃない…都会でも大雪に備えて「雪目対策」を
■調光レンズも検討したい
ただし、視力低下を伴うようなケースもある。では、紫外線角膜炎を予防するにはどうしたらいいのか? ㈱ニコン・エシロールのビジョンケア本部長の加藤宏太郎氏が言う。
「普段からプラスチック製レンズのメガネをかけている人は、その多くが紫外線カット仕様になっていて、目はある程度紫外線から守られています。しかし、晴れた日に、積もった雪からの照り返しはまぶしい。なんとかしたいという人は調光レンズを使う手もあります」
調光レンズとは、紫外線の量によってレンズの色の濃度が変化するレンズで、紫外線が当たる屋外ではサングラスのような色に変わり、屋内など紫外線が当たらない場所ではクリアなレンズになる。調光レンズのメガネを1本持っていれば、かけ替える手間なくメガネとサングラスを使い分けることができる。
あなたも調光レンズによる雪目対策を検討してみてはどうだろう。