朝活で増える朝外食…喫茶店の「モーニング」の不足栄養素の補い方

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 同じような働きをするものとして注目したいのが魚に含まれる油(DHA、EPA)。いつも以上に朝にシャキッとしたいという人は、ツナサンドを選ぶか、その日は喫茶店のモーニングではなく、牛丼チェーンやファミレスの朝定食を選ぶのもいいかもしれない。

「朝にタンパク質を意識して食べると、昼食のドカ食いを防げるほか、夕食の血糖値上昇を抑える効果があることも私たちの実験で明らかになりました。とはいえ、タンパク質だけを食べるのではなく、バランスよく食べることが重要であるのは言うまでもありません」 タンパク質以外に朝食で不足しがちな栄養素が食物繊維だ。それを豊富に含んでいる食べ物が野菜で、日本人が常に不足している食べ物のひとつでもある。厚労省が定める1日当たりの野菜の摂取目標量は350グラムが推奨されている。ところが、現在の日本人は1日の野菜の摂取量は280グラムで、それが10年以上続いているといわれている。

 当然、喫茶店のモーニングのサラダだけではどうしても野菜が不足してしまう。

「野菜ジュースでプラスしたり、昼食、夕食で補うのもいいですが、野菜は摂取する絶対量不足だけではなく、食べ方にも問題があることに注意しましょう」

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