28年間にわたる追跡調査の結果、オリーブ油の摂取量が「月に1回以下」の人と比べて、「1日7グラム超」の人では、認知症に関連した死亡リスクが28%、統計学的にも有意に低下することが示されました。また、1日に5グラムのマヨネーズ、およびマーガリンを同量のオリーブ油に切り替えると、認知症に関連した死亡リスクが14%、および8%、統計学的にも有意に低下する可能性も示されました。
論文著者らは「マヨネーズやマーガリンの代わりにオリーブ油を摂取することで、認知症を患うことなく長寿を達成できる可能性が高まる」と結論しています。