著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

「ポリファーマシー」を勘違いして必要な薬まで減らされている患者もいる

公開日: 更新日:

 本来処方されるべき薬剤が処方されていない状態を「アンダーユース」と呼ぶことがあります。確かに、複数の医療機関を受診することや、薬の副作用を抑えるためにさらに薬が増えてしまう、といったムダな薬によるポリファーマシーが問題となる場面はとても多いです。しかし、ポリファーマシーだけに注目するのではなく、アンダーユースがないかにも気を配っていく必要があるのです。

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