逢坂剛さん<6>直木賞応募作は池波正太郎と結城昌治に酷評
のちに直木賞を受賞する処女作「カディスの赤い星」を世に送り出すため、逢坂さんは小説雑誌に作品を送り始めた。書くのは土日の2日間。平日は業務をこなした。そして1980年、オール讀物推理小説新人賞を受賞する。
最初に応募したのは小説現代(講談社)の新人賞でしたが、頼りにして…
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