東日本大地震を彷彿とさせる揺れに不安を感じた人が、気持ちを落ち着けるために他者と話して安心したいと、駆け込み寺的にクラブハウスを利用している姿を結構見かけた。音声のみという特性かつ、ある程度互いの顔や素性がわかっている安心感が適度な距離感を生んだのかもしれない。
中には僧侶が、悩みや話を聞くルームを作っていたり、NetflixやHuluなど Zoomで画面共有できないコンテンツをそれぞれの場所で同時再生しながら、副音声的に語り合うというような、新たなニーズが生まれつつもある。
TPOによって服を変えるように、目的によってSNSも使い分ける時代に、さらにここからなっていきそうだ。