【今は昔】週刊文春が二百年後に説話になればこんな感じなのかもしれない
今回は、申し訳ないが手前味噌。今夏上梓した「今昔物語集」の翻訳をご紹介したい。
「今昔」というと、読書好きの方であれば、きっと芥川龍之介の短篇を思いだされるのではないだろうか。「羅生門」「鼻」「芋粥」、そして「藪の中」「六の宮の姫君」といった作品の発想の元となった原話は、…
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