比較される愛子さまと眞子さん 成年会見で高まる“女性天皇”待望論と公優先の姿勢
■眞子さんのように一般人になることを望まれたら
一方、<愛子さまの会見で見えた「欧州の王女に通じる強さ」 眞子さんとは“自覚の差”が>(「週刊新潮」2022年3月31日号)という記事に見られるように、女性皇族として比較されるのが同じ敷地で幼少期をともに過ごしてきた秋篠宮家長女の眞子さんだろう。眞子さんは昨年10月小室圭さんと入籍。現在ニューヨークで一般人として生活している。
「天皇家と秋篠宮家と置かれている立場の違いもありますが、自由を選んだ眞子さんと今回の会見での愛子さまの姿勢の違いが鮮明に出てしまったのは、2つの行事が比較的近い期間で行われたのもあるでしょう。ただ、愛子さまに沸き起こる天皇待望論に対して、ご本人の心中はまた違うところにある可能性は十分にありえます。今のところ皇位継承は秋篠宮さま、長男の悠仁さまという順になっているので、愛子さまが眞子さんと同じように一般人としての生活を望んでいるとすれば、こうした期待を一方的に押し付けてしまうのも非常に問題だと思います」(前出・皇室ジャーナリスト)