セコすぎ岸田首相 血税使いお膝元で大宣伝!衆院広島1区に「G7広島サミット記念館」開館

公開日: 更新日:

6年8カ月も猛烈アピール

 サミットの日本開催は1979年の東京を皮切りに7回。そのうち、2008年の洞爺湖と16年の伊勢志摩については、地元自治体が記念館を現在も運営しているが、ホスト役だった福田元首相の地盤の群馬、安倍元首相の山口からはだいぶ距離があった。

 一方の広島をめぐっては、岸田首相が就任から7カ月後に「広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はない」と打ち出し、衆院広島1区内にメイン会場を集約させた。県と市が財政負担する記念館設置によってさらに6年半、身銭を切らずに選挙区内でアピールできる。

 その宣伝効果はプライスレス。ただでさえ落選危機がささやかれる中、東京都知事選で善戦した前安芸高田市長の石丸伸二氏が殴り込みをにおわせ、現職首相なのに首の皮一枚だからなおさらだ。何をやってもダメダメな上にセコ過ぎる。一刻も早い退場が筋だ。

  ◇  ◇  ◇

 能登半島地震から半年経ち、被災者たちは今も避難所生活を余儀なくされている。だが岸田首相が果たして、どれほど「寄り添う気持ち」があるのか……。

 ●関連記事【もっと読む】では、被災地視察のヤル気のなさを詳しく報じている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由