なか卯「天然いくら丼」850円~、吉野家「鰻重」2338円…外食チェーンで高額メニュー席巻中のなぜ
なか卯は1月17日から「天然うにいくら丼」ごはん小盛り950円、並盛り990円、特盛り1690円と、いくらのみ増量した「天然うにいくら増し増し丼~たっぷりいくら~」ごはん小盛り1650円、並盛り1690円、特盛り2590円をリリース。
高額商品といえば、牛丼チェーン「吉野家」の「鰻重牛小鉢セット」で、うなぎが2枚のった二枚盛りが2338円にもかかわらず、リピーターが少なくないという。
「値段は高いものの、専門店なら4000~5000円するうなぎが2000円台で食べられるので満足度が高い。うなぎは松屋でも期間限定で発売されていて、人気商品です。安くてうまいが特長の外食チェーンでも、インフレ下でこうした価格帯の商品が受け入れられている状況です。特に昨今はインバウンドが日本の外食チェーンを訪れる機会が増え、値段とクオリティーのギャップに驚く声が聞かれます」(経済ジャーナリスト)
外食チェーンでは低価格商品の値上げに踏み切るところが増えているが、新たに高価格帯商品が席巻し始めている。