伝説の完全試合投手が伝授 「マー君がヤ軍で成功する秘訣」

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 現役時代のウェルズは問題児でもあった。起用法に不満があったり、納得いかなかったりすれば、遠慮なく首脳陣に食ってかかった。03年に15勝(7敗)しながら、その年のオフ、ヤンキースを放出されたのは暴露本の出版が原因とも。奔放な言動は時に誤解を生み、首脳陣とのあつれきを招いた。

「まあ、オレの現役時代は、思ったことを言い過ぎて、監督、コーチに怒られたり、メディアに叩かれたりと、いろいろとあったけどね(笑い)。けど、日本人はみな紳士というか、おとなしい印象がある。もし、自分が正しいと思ったら、積極的にジョー(ジラルディ監督)やラリー(ロスチャイルド投手コーチ)と話し合えばいい。何も言わないで終わるのが一番よくないし、後で後悔することになる。言葉の壁があるというなら、通訳を介してでもいい。ジョーであろうが、ラリーであろうが関係ない。自分の意見を言うのは決して悪いことじゃない。タナカは長期契約を結んでいるわけだし、我慢なんてしなくていい。もし、彼らに何も言えないというなら、オレが代わりに言ってあげてもいいよ(笑い)」

「世界一シビア」といわれるニューヨークメディアとは、どう接していけばいいのか。

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