専門家が指摘 日ハム大谷「二刀流」&「長身」の肉体的負荷

公開日: 更新日:

 たまたま足がつっただけなのか――。11日の巨人戦で投球中に右足ふくらはぎがつって降板した日本ハム大谷翔平(19)。今季初先発した4月3日のソフトバンク戦でも同じケースでマウンドを降りている。

 投手が投球中に足がつるのは珍しいことではない。「脱水症状が原因」ともいわれるが、それなら水分を補給すれば解決する問題なのか。スポーツ選手の体に詳しいフィジカルディレクターの平山昌弘氏はこう言う。

「足がつる、専門的には筋痙攣(けいれん)による拘縮(こうしゅく)と言いますが、大ざっぱに分けると2つの原因がある。1つは水分や塩分、鉄分不足による生化学的な問題。しかし、そんなことで足がつっているようでは、そもそもプロ野球選手なんてやっていませんよ。おそらくはもう1つの原因、オーバーワークによる負担ではないか。プロは体を酷使しますからね。無意識に負担をかけていた可能性もある」

 二刀流の大谷はフツーの選手と比べて、肉体的な負担が大きい。疲れたからといって手を抜かないマジメな性格も、アダになっているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動