早大有原と一騎打ち 巨人ドラ1に盛岡大付・松本裕樹が急浮上
「松本は高校通算54本塁打の打撃力も魅力。プロは基本的には投手として見ていて、日本ハムの大谷のような二刀流は事実上厳しいかもしれない。ただ、右ヒジの故障のこともある。仮に投手としてダメでも、ヤクルトの雄平のように、投手から打者に転向してもやっていけるモノがある。こういう松本の野球センスを巨人は高く評価しているんです。関東(神奈川)出身で、一説には巨人ファンという情報もある」(前出のセ・スカウト)
全体では有原が1番人気。巨人は他球団と競合する可能性を検討しながら、松本のヒジの状態が問題ないと判断されれば、乗り換える可能性もある。回避が濃厚となった安楽を置き去りに、巨人のドラフト1位戦線は、大学生の有原と高校生の松本の右腕一騎打ちの様相を呈してきた。