大島、平田は調停必至 中日・落合GMはまるで球団労組担当
企業経営に詳しい人事コンサルタントの菅野宏三氏がこう言う。
「GMというのは総責任者です。組織をマネジメントしてBクラスだったわけですから、自分の責任を明らかにするべきです。自ら給料を下げるなど、けじめをつけなければ下の者は納得しません。年俸を抑えられた選手は来季の士気も上がらずチームにとってはマイナス。GM失格です」
まだ労働組合に活気があった頃、中小企業にはこわもてで弁の立つ労組担当がいた。社員の給料を減額や微増に抑え会社に貢献した。今の落合GMはまさにそれだ。昨年は総額8億円のコストカットを断行。人件費を抑えるだけならGMの肩書はいらない。